このような開設してまだ日も浅いブログに今回もお越し頂きまして誠にありがとうございます。
まだブログ執筆におきましても、トレードにおきましても大変未熟者ではございますが、どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
さて、繰り返しになりますが、これまでの注意点になります。
結局のところ私の手法は「損小利大」トレードです。
そして、その手法における極意のようなものを既にトレード手法<1>~<8>の記事にて凝集してお伝えして参りました。
(まだご覧になっていない方はどうぞこちらの目次より、<1>からじっくりお読みいただければ光栄に存じます)。
その「損小利大」トレードを実現するため、MT4のチャート上でテクニカル分析を行い、エントリーポイント(および決済ポイント)を探っていく、という訳でした。
ただし、これから私がご紹介していくチャート環境が、万人が使いこなせるか、あるいはお気に召されるかどうかは、
ハッキリ言って微妙かもしれない、
と思います。
予めご了承下さい。
では、早速、ズバリ紹介します。
私のチャート環境はこれです。
マニアックな方は既にご存じかもしれないのですが、これは「練行足チャート」と呼ばれるもので、「Renko chart」として海外では親しまれております。
これは設定した幅の値動きがあるとその幅を持つローソク足のような長方形(諸説有りますが、これがレンガに見えることからRenkoとなった説有り)が一つ形成されるといった規則でチャートが描かれます。
結局のところ、これで何がすごいのかというと、時間軸の概念が無くなるので、それによって、一つのチャートだけに集中して分析が可能だというメリットが有ります。
週足を見たり、日足を見たり、4時間足を見たり、1時間足を見たり....と振り回されることが一切無くなります。
もう一つのメリットとして、価格幅をたとえば10pipsと設定すると、その10pips以下の変動を全て無視して描いてくれる訳ですから、通常のローソク足チャートと比べて遙かにノイズが少ないという点です。
ちょっとした小動きのフェイクに騙されることが圧倒的に少なくなります。
しかも自分はこのRenko足表示をさらに平均足にします。
するとこうなります。
こうすると、同じ大きさのレンガのつながりのようだった見え方が、普通のローソク足チャートの平均足チャートのような外観に変わりました。
陰転、陽転の部分の足の描かれ方がかなり改善されています。
さらに、このチャートに移動平均線を5本加えます。
この五種類の線とローソク足(ローソク足ではないかもしれませんが、今後こう呼ばせて頂きます)の位置関係などで、判断していきます。
あとは、波の節目を表示させるインジケーター(ZIGZAGインジケーターの頂点を描くもの)と、平均日足値幅(ADRとほぼ同じもの)の上下の限界線(RDH,RDLと表示)、平均週足値幅の上下の限界線(RWH, RWLと表示)、pivot、豪州時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間の開始線を表示させるインジケーターを補助的に入れています。
(↓こうなります)
そのエントリーポイントは、
この図でいう緑色丸印になります。水色丸印がベストでしたが、見逃したので、付近の押し目で入ったといった訳ですね。
いずれ解説していきますね。
次回、もう少しチャートの設定を詳細にご紹介したいと存じます。
今日はここまでとさせて下さい。
それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。