今週のトレード結果をご報告いたします。
最近ずっと値動きを追って参りましたGBPAUDとなります。
丸から丸の部分を取りました。
0.3ロットでエントリーし、リスク:リワード=-0.55%:+2.73%≒1:5の非常に良い損小利大トレードとなりました。
ところでこのトレードでエントリーの根拠にもなりうる今週前半の値動き(青の四角で囲った部分)は非常に良い教材になると思います。
ここに「意図的」なものを感じることができれば上昇を狙うことが容易になります。
スナップショットを撮っておきましたので、ご紹介いたします。
恐らくは日本人一般トレーダーが大勢損切りを食らったケースになっているかと思われます。
悲しい気持ちになる一方で当サイトでご紹介している手法の典型的な損小利大エントリーパターンになっておりますので、こういった下落も今後エントリーすることができれば、チャンスの幅が広がるかとも考えております。
ご注目いただきたいのは、ロンドン市場開始線(Lo)とニューヨーク市場開始線(NY)前後で意図的な値動きがあるということです。
このように、週開始は日本人トレーダーが意気込み、ポジションを作ってしまう状況があり、それらを狙う大口投資家による一斉射撃によって資産を奪われる状況があるという認識をもちましょう。
私もこれまで随分資産を奪われてきました。
各市場には目標があります。
各市場がどこを目指すかをチャートから推測することが、値動きの予想立てを容易にするように思います。
ところで今回私はこの調整的な下落を待って損小利大エントリーポイントから上昇を取りにいったわけですが、「下落がいつ止まるのかナゼ分かるのか?」といった疑問が生じるかと思います。
トレンドがいつ終わるのか?と言い換えるとすると、それはストップ注文の決済の連鎖が終わるタイミングということになります。
大口参加者はストップ注文が見え見えなので、より細かい位置・枚数は当然把握していると思われますが、我々一般トレーダーはそれを経験に基づいて予想するほかありません。
しかし、実際、かなり良く符合する黄金の値が存在します。
報告を隅々までお読みいただいている方は既にご存じかもしれません。
それがフィボナッチリトレースメントの138.2%、161.8%という値であり、これらの間のゾーンにストップ注文が置かれるとされています。
よく理由は分からないのですが、トレーダーの不思議な習性、もしくは悪しき教育によるものなのでしょうか?
この謎にあふれた法則を「そういうものだ」と飲み込んで素直に用いると、2番目の図では、白の太線の上昇でロングポジションを持った参加者がおそらく赤色のゾーンにストップ注文を置いているのではないか?、と推測することができます。
欧州時間で確かに、このゾーンをめがけて突っ込んでいる様子が分かります。
さて、今回のトレードでようやく残高が200万を超えました。
過去の自分はこの金額に届くか届かないかぐらいで何回か飛ばしてきたのですが、このラインは今後絶対に死守したいと考えております。
年末で今年も日数が残り少なくなってきましたが、チャンスがあればまたご報告させていただきます。
ところで、反省の一つなのですが、本日(12/14)EURAUDが長期・中期・短期の切り下げラインのほぼ同時抜けで形が良く、こちらの方がエントリーしやすかったと思います。
私からは図示しませんが、ご興味があれば是非分析してみて下さい。