トレード手法<5> 相場は常に2択あると仮定し、エントリー前に損失額を計算すること

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さて、前回、

「損小利大」

を実現するエントリーポイントとして、

「トレンドが発生する根っこ」以外には存在しない

というところで終わらせて頂きました。

非常に単純すぎてポカーンとされてしまった方がおられるかもしれません。

自分はこんな単純なことを見つけて理解するのに4年以上、そして総額うん千万というロスカットを経験して今に至ります。

本当に高い買い物をしました。大馬鹿者です。

皆様には自分のようなつらく悲しい体験を絶対に再現して頂きたくない、という思いから、私はそれを防ぐ手段について真剣にこのブログを書かせて頂いているつもりです。

(完全にボランティアになります。)

脇道に逸れたので元に戻ります。

少し誤解しやすいのですが、

「トレンドの根っこ」

であって、

「トレンド発生の後」

では好ましくないのです。

なぜなら、「損小」のエントリーにはならないからです。

「トレンド発生の後」の時点は、すでに「トレンドの終焉」の時点に近いかもしれません。

また、そうでないかもしれません。

ここ重要ですね。

相場というものはその時点から先は誰にも予想することはできず、常に2択あると思ってください。

そして、常に最悪な方向に値が動くことをその時点で考えるようにしてください。

この考え方は現段階での私のトレード手法のすべてを凝集した最大の知恵です。

もしも、「トレンド発生の後」の時点が、すでに「トレンドの終焉」だったら、エントリーポジションは、ストップにかかるでしょう。

その損失額はかなり大きいものになります。

(ところで、ストップ注文のルールについては後日ふれたいと思います。ここではストップ注文の位置がルール上にあるものと仮定して下さい。)

そのストップにかかると仮定した時の損失額をエントリー前に計算してください

そして、損失額が証拠金の何パーセントに相当するのかをエントリー前に把握するのです。

やや個人差のあるポリシーに依存しますが、およそ3%~5%、maxでも10%未満の証拠金に対する損失額であることが分かれば、エントリーに値します。

逆に、そうでないことが分かれば、その時点のエントリーは見送らなければならないのです。

「ちょっと待って、ロット数を調整すれば、損失額をその金額内に収めることができるじゃないですか?」

といった質問が聞こえてきたかもしれません。

大変賢いと思います。それで利益を伸ばすことは大いに期待できます。

(実際私のエントリーの多くはその手の妥協案を思考して行っています。)

しかし、ロット数を半減させれば、それだけ利益率は半減するでしょう。

如何でしょうか?

ご理解頂けましたでしょうか?

こう考えてゆくと、やはり理想的な「損小利大」のトレードを実現するためには「トレンド発生の根っこ」で無くてはならないのです。

これが結論です。

今日も非常に重要なポイントをお話させていただきました。

ブログの更新にも慣れてきました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


 

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