引き続きご購読頂きまして誠にありがとうございます。
前回までにお伝えしてきました本トレード手法は一言で言えば以下のようになります。
「損小利大」のトレードを行うためには、「トレンド発生の根っこ」でエントリーする必要があり、それを見つけるためには「もみ合い」を見つけ、その終わりを「ひたすら待つ」、
ということでした。
「なんだー、そんなこと言われなくても知ってるぜー」とか、
「当たり前じゃんかよ」とか
言われそうです。
お恥ずかしい限りです。
自分はこんな単純な資産構築法を導くまで、繰り返しになりますが、ロスカット総額うん千万の費用と4年以上に渡る歳月を費やしてしまいました。
ご購読者様におかれましては、上に挙げたトレードの神髄はそれだけの価値がある、と少しばかりでも思って頂ければ私としましては大変慰められます。
トレードの神髄が凝集され過ぎておりますので、ともすると軽く思われがちなのですが、
一つ一つの要素が全て重要であり、全てが成り立たないと資産を増やすことができないので、しかと心に留めて下されば幸いです。
さて、でも、実際はその「もみ合いの終わり」を見つけるのに、苦労されている方が多いのではないでしょうか?
それが分からないから、うまくエントリーできなかったりするんですよね。
そして、大抵は何らかのインジケーターツールのサインに頼ってしまう。
その結果逆行してはロスカットを繰り返してしまう。
自分も良くやりました。
インジケーター類を入れれば入れるほど深みにはまるのです。
だから私は裏切られたインジケーターを1つ1つ外していきました。
そうしたらどうなったと思いますか?
結局のところインジケーターで必要なのは移動平均線だけになりました。
(個人的に好みのものをあと一つ残してはいますがそれは必ずしも必要ありません。)
それ以外のインジケーターは全て不要なのです。
必要なのは移動平均線と、自分でラインを引くことだけ、と分かりました。
この「ラインの引き方」をマスターすることが、もみ合い抜けのエントリータイミングを計るのに、極めて重要なことです。
しかしながら、何か難しいことかというとそうでもありません。
ただ、少し経験が必要かもしれません。
見よう見まねで引いていくと、そのうちバシッと1本、2本で引けるようになると思います。
なぜなら、次の瞬間トレンドが生まれるパターンが数種類しかない、と気づくからです。
「なんだ~、ライン引きか~。」
とがっかりされた方がおられるかもしれません。
「とすると、かの有名な◯キちゃん准教授の◯曜勉強会とか◯チ勉強会の"あれ"を全部見なきゃいけないのかよ!」
という声も聞こえてきたかもしれません。
"あれ"は自分も全て視聴しました(っていうか今も見てます)。
(はっきり言って疲れました。)
これは個人のポリシーや好みにもよるのですが、もしも私と同じチャート環境(後日投稿予定、勿論無料です)を構築なさる方は、◯キちゃんのものよりもよりシンプルにライン引きが可能かも知れません。
というのも、私のチャート環境は、時間足という概念のない特殊なものだからです(後日投稿予定)。
そのため、日足が、どうだとか、4時間足....1時間足....15分足がどうだとか、といったチャートの切り替え作業が排除できるため、絶えず1つのチャートのみに集中して考えることができるのです。
(予め申し上げておきたいのですが、一方で失われる情報もあるので、そういったチャート環境が合わない方はどうぞお控え下さい。)
繰り返しではございますが、私のトレード手法の根幹は既にトレード手法<1>~<7>の内容に全て凝縮しておりまして、それを実現するためのライン引き、の環境におきましては個人の好みがございますので、是非それに合わせてチャート環境をご選択下さい。
僭越ながら私の具体的なチャート設定や、ライン引きの実例等は、次回以降お話させて頂きたいと考えております。
今回も大変長くなって申しわけございませんでした。
それでは今後ともよろしくお願い申し上げます。