このタイトルで前回の続きになります。
前回は、無料動画から高額商材・スクール・グループへ誘い込まれる罠
についてお話し、その幾つかの実例と対策を挙げさせて頂きました。
(前回 → 気付かぬ所に潜む負け組トレーダーを陥れる罠(i))
だいぶ反響がありましたようで、
「えっ?そうだったのですか?」
「ありがとうございます、あやうく詐欺に引っかかるところでした」
などのうれしいご意見も頂戴することができました。
ご存じなかった方々にお役に立てて私としましても大変嬉しく存じます。
無料動画からの誘導以外にも、所狭しと並んでいるFx・投資系サイトを開いてみましても、同様な手口が至るところに見受けられますので、是非気をつけて頂ければと存じます。
ほぼ、同様なパターンになってますね。
<詐欺と見分けられるパターン(1)>
あたかも稼いでいるかごとく偽装された報告を定期的に示す。
「手法を(無料で)教えます」→「メールやLINE登録」
メールやLINEの案内より、何らかの証券会社に登録させる。
(この手法は指定された証券会社ではないと通じない・・・などの理由)
入金させ、その証拠画像を送らせられる。
実際は、その手法で稼いでいる訳ではなく、アフィリエイト収入で稼いでいる。
<重要なポイント>何らかのグループや証券会社に登録誘導させられるケースはほぼ引っかけられている、と見て下さい。そうで無い場合は、本当に正しい結果報告だったり、無料の手法を教えて下さる良心的なサイトも少なからず存在します。ところで、入金したお金が返ってくるかどうかは、証券会社によっては難しい可能性もあるので十分気を付けて下さい。会社がつぶれたといって持ち逃げされる可能性も十分注意して下さい。
<詐欺と見分けられるパターン(2)>
自分は詐欺に引っかかった、と言って被害者を装う話が出てくる。
そんなことは誰も聞いていないのに不幸を経験してきたことを自ら語りだす。
<重要なポイント>視聴者の同情を誘ってます。ついうっかり安心感や親近感を抱くとそこをつけ込まれます。その手の話が脈絡なく出てきた時に、「おかしいぞ」と気付いて下さい。最近は特に「病気になっていた」と語るケースが増えています。「頑張って下さい」などとつい同情してしまいがちですが、典型的な手口の一つなので十分注意して下さい。
<詐欺と見分けられるパターン(3)>
登録したメールやLINEでやたら顔文字、マークが多い文章が送られてくる。
<重要なポイント>日本語の文章の書き方を知らないトレーダーはトレードがうまくいく知識も身につけていないと思って下さい。人を引っかけることのみ研究している努力は見上げたものです。
<詐欺と見分けられるパターン(4)>
偽高勝率報告→コピー取引します→登録・入金誘導。
<重要なポイント>入金したら最後、戻ってこない可能性があります。誰もが無料で大金持ちになれる?そんなうまい話があるわけがないと悟って下さい。
<詐欺と見分けられるパターン(5)>
「このページは閉じると二度と表示されません」
「募集終了まであと○○時間」
「定員まであと○○人」
「今回特別に募集」
「締め切り枠が限られているので、お返事なければ他の方にお譲りしても宜しいでしょうか?」
<重要なポイント>なぜか絶対に登録できる。殺し文句の常套パターン。あまりにも古いので、まだ続けているとすると、相当なアホが運営しています。恐らくこれでは(詐欺で)稼げていないことには同情します。初めて知った方は失礼かも知れませんが、今後カモられる可能性が高いです。
(今後この記事は新たな詐欺パターンが判明次第、追加更新して皆様と情報を共有して参りたいと存じます。情報をお寄せ下されば幸いです。)
(ところで、当ブログではお薦めの証券会社をご紹介させて頂いておりますが、トレードするにあたり優れたメリットがあることを本音でご紹介させて頂いております。アフィリエイトリンクへの誘導が目的ではございませんので、ご容赦下さい。)
(当ブログは、投資に関する考え方の一例をご紹介するものであり、実際の投資・意志決定はご覧になる方々のご判断・ご責任で行って下さい。)